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PCの入れ替えタイミングはいつ?【法人PC買い替えのススメ】



法人PCの平均寿命は一般的に3年とされています。

PCの寿命と一概に言われても、漠然としていてピンとこない方もいるかと思いますが、

つまるところ、PCの寿命とは「機械(主に記憶装置*)の耐久年数」と「OSのサポート期間」が大きく関係してきます。

*HDDやSSDのこと


■HDDやSSDはどれくらい保つのか

まずHHDやSSDとは、データの読み込みや書き込みをする記憶装置のことです。

1日8〜10時間使う法人PCの場合、HDDの寿命が約3年、SSDの寿命は約5年とされています。

ただ、使用環境(温度)や使用頻度によって変わってくるので、年数はあくまで目安です。


年数以外にも、寿命を判断する目安は他にもあります。


【SSDの場合】

・処理速度が遅くなる

・突然シャットダウンするようになる


【HDDの場合】

・動作が遅くなる

・データ破損、エラー頻度が増える

・フリーズすることが多い


これらの症状が出たら、PCの入れ替えタイミングと言えるでしょう。



■OSのサポート期間切れはとても危険

OSとは、WindowsやmacOSをはじめとした、システム全体を管理し、様々なアプリケーションソフトを動かすために必要なソフトウェアのことです。OSがないと、インターネットも使えませんし、Wordなどのソフトを動かすこともできません。


「OSのサポート」の有効期間中は、開発元が動作や不具合などの問い合わせに対し、OSの機能アップデートやバグ修正など、各種修正プログラムを無償提供をしてくれます。


では、このOSのサポートの期間が切れると一体どうなってしまうのか?


結論から言うと、サポート期限が切れてしまったとしても、PCは使い続けることができます。


しかし、期限切れのものを使い続けるとことで、セキュリティ面と製品不具合における大きなリスクを抱えることになります。


具体的にどういったリスクかと言うと、

・古いOSのセキュリティの穴がサイバー攻撃の突破口として狙われる可能性がある

・脆弱性を突いた攻撃によって意図せぬサービスダウンなどが生じてしまう

・サイバー攻撃などによる情報漏洩の危険がある

・指定のOS環境でないと動作しないソフトもあるため、作業効率が落ちる

といったことが挙げられます。


「まだ使えるから」はとても危険です。


サポートが切れる前にOSのバージョンアップをするという方法もありますが、「HDDやSSDの寿命」も関係するので、基本的には買い替えをおすすめします。



【Windowsサポート期間】

<製品名>     <延長サポート終了日>

Windows7      2020 年 1 月 14 日

Windows8.1      2023 年 1 月 10 日

Windows10     2025 年 10 月 14 日


※​​macOSのサポート終了日に関する情報は公開されていません。詳しくはApple社サポートページよりお問い合わせください。


■まとめ

PCの寿命には、「HDDとSSDの耐久年数」「OSのサポート期間」が大きく関係しています。どちらか一方の寿命がきた時が買い替えのタイミング。

一般的にメーカー保証も3〜5年とされていることが多いので、保証期間に合わせて買い換えるのも1つの方法とも言えますね。


PCの定期的な買い換えをして、社内のセキュリティー強化やIT環境の効率化を行いましょう。


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